マルチオミクスのデータを統合する

integrate multi-omics data sets

このデモでは、擬似的なトランスクリプトミクス、プロテオミクス、メタボロミクスのデータセットを統合し、Subio Platform の Pathway View にまとめて表示する方法をご紹介します。

やり方は二通りあります。

  1. 元のIDを保持したまま、Platformを統合する
  2. 元のIDは使わず、Gene IDやGene Symbolなど共通のIDの Platform を新たに作って統合する

オプション1のやり方は、GeneChip A と GeneChip B と複数のマイクロアレイに分かれているチップセットのデータを統合するときに有用です。一方オプション2は、異なるマイクロアレイプラットフォームのデータを統合するときに有用です。

オプション1: 元のIDを保持したまま、Platform を統合する

00:00 3つのデータセットを見る

00:30 3つの Series の SSA ファイルを出力して、インポートし直すことでコピーを作る

01:40 3つの Platform を統合する

02:20 統合した Platform で、すべての Sample から Series を作る

03:05 All Samples と Merged の DataSet を作成・設定する

03:20 ノーマライズを編集して、それぞれのデータセットで、controlに対する対数比にする

03:50 DataSet を比較する

04:10 アノテーションを編集する

05:15 それぞれのオミクスデータで、Measurement List を作成する

06:30 Pathway データを作成する

06:50 Pathway View で、もともとは異なるデータを統合してみる

オプション2: 元のIDは使わず、共通のIDの Platform を新たに作って統合する

07:10 トランスクリプトミクスとプロテオミクスのデータが、共通のIDを持っているかどうかを確認する(この場合は、Gene Symbol)

07:30 トランスクリプトミクスのデータの、対数比のテーブルを出力する

07:45 プロテオミクスの対数比のデータを出力する

08:05 トランスクリプトミクスの対数比のテーブルをインポートする、そのときに同時にGene SymbolをIDとする Platform を作成する

08:45 その Platform に、プロテオミクスの対数比のデータをインポートする

09:55 すべてのサンプルから新しい Series を作成する

10:20 ノーマライズでは、Import Log Ratio ブロックのみ適用する

10:30 All Samples、transcriptomics、proteomicsの DataSet をそれぞれ設定する

11:00 Pathway データを作成する

11:25 Pathway 上でトランスクリプトミクスとプロテオミクスのデータをまとめて表示する

データインポートから解析まで一通り学びたい方は、オンライントレーニングをお申し込みください。

このムービーの操作は少し特殊ですので、ご自身でやるときに心配なようでしたらお気軽にオンラインサポートをご予約ください。または、解析サービスをご利用になり、わたしたちに操作をお任せくだっても結構です。