Subio Platform v1.25.5867をリリースしました。今回のアップデートでは、Windows版・Mac版ともに実行環境を新しくし、セキュリティと安定性の向上を図りました。また、Mac版はApple Siliconにネイティブ対応しました。
さらに、現在のRNA-Seqデータにより適した解析を行えるよう、デフォルトのノーマライズシナリオを一部変更しました。また、Gene SymbolベースのPlatformを標準搭載しました。
Mac版がApple Siliconにネイティブ対応
これまでのMac版Subio Platformは、Intel CPU向けのアプリケーションとして提供していました。v1.25.5867からは、Apple Siliconにネイティブ対応したアプリケーションになります。
【重要】Intel CPU搭載Macではアップデートしないでください。
今回のMac版はApple Silicon搭載Macを対象としています。Intel CPU搭載Macでの動作は確認しておらず、アップデートした場合に何が起こるかも検証できていません。Intel CPU搭載Macをご使用の方は、絶対にv1.25.5867へのアップデートを行わず、現在のバージョンを引き続きご使用ください。新規インストールについても、Apple Silicon搭載Macでのみ行ってください。
Intel Macをご使用の方へ
万一、Intel CPU搭載Macで誤ってv1.25.5867にアップデートしてしまった場合に備え、以前のバージョンのUpdaterを引き続きダウンロードできるようにしています。このUpdaterを使用することで、以前のバージョンに戻せる可能性があります。ただし、Intel Macでの動作確認は行っておらず、正常に復旧できることを保証するものではありません。
Intel CPU搭載Macをご使用の方は、v1.25.5867へのアップデートを行わないでください。
Windows版・Mac版の実行環境を更新
Windows版・Mac版ともに、アプリケーションの実行環境を最新のものに更新しました。これにより、セキュリティと安定性の向上を図っています。
デフォルトのノーマライズシナリオを更新
Subio Platformに用意されているデフォルトのノーマライズシナリオを一部変更しました。これまでのシナリオは、シーケンサーの出力リード数が現在よりも少なかった時代のRNA-Seqデータに合わせて調整されたものでした。今回のアップデートでは、現在主流となっている、より多くのリード数を持つRNA-Seqデータに適した設定に変更しました。
なお、ノーマライズシナリオは解析するデータの性質に応じて調整できます。今回の変更はデフォルト設定の更新であり、解析中および解析済みのデータに適用されているノーマライズ設定が変更されることはありません。
Gene SymbolベースのPlatformを標準搭載
今回のバージョンから、Gene SymbolベースのPlatformをインストーラーに標準で含めるようにしました。これにより、Ensembl Gene ID(ENSG ID)ベースのGene Countsをインポートする際に、同じGene Symbolに対応するCountsを合算して、Gene-levelの解析に利用しやすくなりました。
具体的には、Sample Import WizardでGene SymbolベースのPlatformを選択し、How to calculate signals for same IDsをSumに設定します。詳しい背景と解析例については、ENSG IDベースのGene Countsは、Gene-level解析の前にGene Symbolで合算するをご覧ください。
Subio Platformのアップデート
Subio PlatformのHelpメニューから「Check for Updates...」を選択するか、以下のUpdaterをダウンロードして実行してください。
【重要】Mac版v1.25.5867はApple Silicon搭載Mac専用です。Intel CPU搭載Macでは絶対にアップデートしないでください。