必要なメモリー(RAM)の容量は、完全に扱うデータの大きさ(遺伝子数×サンプル数)に依存します。システム条件では2GB以上と書いてはいますが、これはそれだけあれば解析できるという意味ではありません。現実的には、64-bit OS で8GB以上のメモリーをお勧めします。CGHアレイ、ChIP-Sep、Methyl-Seqなど大量のデータを解析する場合は、64GB以上の高速メモリ と M.2 SSD をお勧めします。
ちなみに、ハードディスクの空き容量は関係ません。また、サンプルをどれだけたくさん登録しているかも、ロードできる Series の大きさと関係ありません。
解析用に新しいコンピューターの導入を検討しているようでしたら、Subio Platformのパフォーマンスにとって大事なのは下記のとおりです。
第一に優先するもの
メモリー容量が大きいほうが絶対に良いです。将来に備えて、最大でどれだけ拡張できるかもご確認ください。
第二に優先するもの
大きなデータを扱うほど、ディスクアクセスが頻繁に発生します。HDDよりも M.2 SSDにインストールして使うことをおすすめします。
第三に考慮するもの
CPUは、たくさん分散処理できるものより、少ないスレッドでもクロック数の速いほうがSubio Platformには効果的です。