Case 1 – インストールの失敗
インストーラファイルが壊れている可能性があります。ダウンロードしようとしているファイルサイズと、実際にダウンロードしたファイルのサイズが同じかどうかをご確認ください。マニュアル の手順に従って、正しくインストールしていることをご確認ください。
Windows をお使いの方へ
ダウンロードしたZIPファイルを解凍してください。Subio.exe のアイコンがただしく表示されていない場合は、Zip ファイルの中をプレビューしているだけで、解凍していない状態です。解凍してできるフォルダーは、My Documents や Desktop などユーザーディレクトリに置いてください。Program Files などのシステムディレクトリは避けてください。
Case 2 - インストールディレクトリへの書き込み禁止
Subio Platform が、インストールディレクトリに書き込みができないと、起動することができません。インストールディレクトリの中にログファイルが存在しない場合、このケースである可能性が高いです。あなたのユーザーアカウントに、インストールディレクトリへの書き込み権限を与えるか、My Documentsなどのユーザーディレクトリに移動した後で書き込み権限を与えてください。
Macで、Subio ディレクトリーのアクセス権限を変更する手順
Case 3 - Out of memory エラー
Subio Platform は起動時に前回ロードした Series を自動的にロードしますが、この Series を開くのに十分なメモリーが確保できないと起動できません。必要なメモリーは、データの大きさ(Measurement 数 × Sample 数)に依存します。もしあなたのコンピューターが 1GB よりも少ない RAM しか搭載していないと、このようなエラーが頻発することが予想されます。解決策は、物理的にメモリーを増設することです。
もし大容量のメモリーを搭載しているコンピューターでこのようなエラーが起きるようでしたら、一度コンピューターを再起動してみてください。
Case 4 - Series をロードできない
Subio Platform は、前回ロードしていた Series を起動時に自動的にロードします。もしそのデータが大きすぎたり、データが壊れていたりすると Subio Platform はロードに失敗して起動できません。
このような場合は、インストールディレクトリの中から subio.settings ファイルを見つけて削除してから、Subio Platform を起動してください。
破損したSeriesデータを回復する方法については、こちらをご覧ください。
Case 5 - インストールディレクトリのパスに全角スペースがある
ユーザー名が、たとえば「山田(全角スペース)太郎」等の場合、ユーザーディレクトリのパスに全角スペースが入ってしまい、起動に失敗することがあります。またWindows 10において、ユーザーディレクトリのパスに全角文字が入っていると、プラグインのアクティベート後に起動できなくなることがあります。解決策は次のいずれかとなります。
- ユーザー名を変更して全角スペースが入らないようにする。
- インストールディレクトリを移動して、パスに全角スペースが入らないようにする。