RNA-Seq FASTQファイル処理の実行のしかた ~ Subio Platformへのデータインポート

Subio Platform にRNA-SeqのFASTQファイルをインポートするのは、  fastp HISAT2 StringTie という3つのツールからなるパイプラインを実行させ、発現量を計算することになります。ただし、ワークステーションも、UNIXのコマンドラインによる操作スキルも必要ありません。普通のWindowsまたはMacのコンピューターで動かせます。特にWindows PCを使う場合、RNA-Seqのデータ処理環境を構築する最も簡単で安い方法でしょう。コマンドラインを使える方にとっても、Subio Platformを使う方が操作がずっとラクです。

パイプラインを実行する前に、これらのツールをインストールする必要があります。もし難しいようでしたら、FASTQ処理の問題解決サービスをご注文ください。

操作ガイド - RNA-Seq FASTQファイルのインポート

FASTQファイルは、.gz圧縮形式のままにしておいてください。同じフォルダー内に、途中結果のファイルが大量に生成されますので、ディスクに十分な空きスペースがあること(FASTQファイルの合計サイズの5倍以上)をご確認ください。もし、実行途中にディスクが足りなくなった場合は、途中で止まります。FASTQファイルは、外付けディスクにあっても大丈夫です。

Paired-end サンプルのFASTQファイルをインポートする場合は、ファイル名の付け方のルールに従ってください。また、何らかのトラブルで実行できないときは、トラブルシューティングをお試しください。

RNA-Seq FASTQ ファイルをインポートする。

この後のチュートリアル、「RNA-Seqによる遺伝子発現データの解析について」も、よろしければご覧ください。